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暴論でしょうか?社会を少し斜めに斬らせていただきます


by yukino_i01
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安倍先生は憲法改正に強い意志を示されています。
でも、何のための、そして誰のための憲法改正なのでしょう?

どうも、憲法を変えたいといいます「表向き」または「建前え」の理由は、
60年間変わっていない。
同じ敗戦国のドイツは何十回も改正している。
時代にそぐわない面もある。
………

何だか分かるような分からないような理由が並んでいますけど、自民党の憲法草案を拝見する限り、復古主義の側面は否めませんよね。

憲法って、権力者の「力」を法律で拘束するものであって、「民」の自由を拘束するものではないはずです。
でも、「民」の自由を縛る方向に時計を逆回転させたい人たちが多いみたい。


そのような、復古主義的な憲法改革論の人たちと、民主党改憲論者の「憲法を変える時代の国会議員でいたい」という虚栄心のようなものがごっちゃになっているから、改憲論議はごちゃごちゃなんだと思います。

復古主義でもなく、虚栄心でもなく、本当に時代に合わないとするならば何がどう合わなくて、それを憲法に規定する意味をちゃんと説いていただきませんと、議論はいつまでも空回りではないかしら…


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追伸…
集団的自衛権の行使ですが、私は基本的には反対です。
例えば、イラク戦争でアメリカ軍と一緒になってイラク市民を攻撃する。
集団的自衛権の行使とは、現実的にはこういうものでしょ?
(後方支援という美名の下に、今もアメリカの攻撃を支援しているという側面も否定できませんけど…)
アメリカの言いなりになってイラクに自衛隊を出すような国なのに、イラク戦争に集団的自衛権を当てはめたこの例がおかしいなんて言えないはずですよ。
# by yukino_i01 | 2007-05-05 22:01 | 政治
女性の命令は絶対、逆らった男性はお仕置きされる町

2.3平方キロメートルという面積は、ちょうど浦安一帯に広がりますあのエリアと同じようなものではないかしら?

ねずみの王国があるのですから、女性のための王国のようなものがありましても不思議ではありません。
そして、ここまでニュースになって取り上げられたのですから、それだけでも成功と言えそうです。

でも…
よほど、ソフト面をしっかりしませんと、せっかくのアイディアも掛け声だけで終わってしまうかもしれませんよ(笑)

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# by yukino_i01 | 2007-04-30 21:00 | 社会
<安倍首相訪米>慰安婦問題で「同情とおわび」を表明

安倍先生の初めての訪米前にアメリカで報じられる従軍慰安婦問題…
この構図にとても違和感を覚えていました。

日本国内での解説は…
アメリカのメディアは人権問題には敏感だから
在米韓国人の団体が議会に圧力をかけたから
etc...

本当にそうなのかしら?
これらの解説もどうもしっくりきません…

たぶん…
安倍先生が就任以来表明されてきたことが、アメリカの対日政策の根幹を揺るがすかもしれないから、一番のウイークポイントの従軍慰安婦問題で揺さぶりをかけたのでしょう。
そして、その揺さぶりの根幹を覆い隠すのに従軍慰安婦問題はうってつけだったのではないかしら?

案の定…
このお詫び表明がアメリカのメディア向けだったことへの反発と従軍慰安婦問題そのものに対する反発とが日本のマスメディアでは主潮流となり、どうしてこの問題が訪米間課のタイミングで浮上したのかといいます肝心な焦点はぼやけたままです。

戦後レジームからの脱却…
安倍先生が好きなこのお言葉、受け取りますアメリカにとりまして一抹の怖さを感じる言葉なのだと思います。
だって、東京裁判で路線が決まりました戦後の日本の体制そのものを否定しかねない総理大臣なのですから。

そして、もしかしたら、安倍先生の東京裁判体制の否定は、アメリカから本当の意味で独立を模索するかもしれない…
このような一抹の怖さを感じていたのではないでしょうか?

アメリカにとりまして、日本は戦略的パートナー
だって、米軍を再編して数を減らして、その穴埋めを集団的自衛権の行使できる自衛隊に担わせる…
現在進められています米軍再編のメインはこのような枠組み。
そのときに、手足になって動く自衛隊の総大将が、アメリカの手足になることを否定したらどうなるでしょう?
アメリカはアジア戦略の大転換を迫られることになります。

アメリカの進めるこのような方針に狂いが生じないか見定めるための踏絵…
このタイミングで浮上しました従軍慰安婦問題は、このように捉えると理解しやすいのではないかしら?

そして、安倍先生は訪米前に集団的自衛権の研究を表明され、従軍慰安婦問題ではアメリカのメディア向けにお詫びを行いました。

そう、だからアメリカのポチでしかないことを改めまして確認させられましたから、アメリカでも歓迎して安倍先生を受け入れてくれました。

従軍慰安婦問題でお詫びを表明する安倍先生の顔は、飼い主様への恭順の意を表しているように見えました…


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# by yukino_i01 | 2007-04-30 20:17 | 政治
<教育再生会議>親向けに「親学」提言 母乳、芸術鑑賞など

提言の内容の是非ではありません。
政治がこんなところまで介入してくる怖さを感じます。
そして、提言なさっている側がそれを大まじめに何の疑問も感じていなさそうなところに、さらに恐怖を覚えます…


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# by yukino_i01 | 2007-04-30 19:49 | 政治
「こんな仕打ち受けるとは」 長崎市長選 妻の「捨てゼリフ」

長崎市長選挙は、世襲候補ではなく市役所の元課長が当選しました。
世襲候補が勝たなかったことは、画期的なことだと思います。

そして、その結果を受けて元市長の長女の優子さんの言葉が問題になっています。
「ご支援いただいて本当にありがとうございました。父伊藤一長はその程度の存在でしたか?? 伊藤一長、浮かばれないと思います。父が愛する長崎でこのような仕打ちを受けるとは本当に思いませんでした。ごめんなさい、こんなこと言って。申し訳ない」

この言葉をテレビだったかラジオだったか忘れましたが、聞いたときに、「この人、何様のつもり?」と反発を覚えました。

でも、数日経ってみて、冷静にこの言葉を捉えなおしてみると、少しだけ優子さんに同情したくなります。

17日、伊藤元市長が凶弾に倒れました。
やり場のない怒りの中、後継候補として優子さんの旦那さんが担がれました。
そして、元市の課長でした田上さんが立候補の意志を固めたのは、立候補が締め切られる直前のことでした。
そして短期間の選挙戦。

田上さんが勝利した背景には、世襲批判もあったと思いますが、きっと伊藤元市長の有力な後援者の離反もあったことと思います。

いくら市観光振興課主幹を勤めていたとはいえ、商工会などの支援の急速な広がりには、優子さんから見れば「裏切り」ともいえる光景が展開していたはずです。

実の父親を凶弾で失い、そして有力な後援者の離反という「裏切り」
これだけのことが、たった数日で起こり、父の功績すら否定される思いを抱いたことでしょう。
そして、これらのやり場のない怒りを一時の感情に任せて爆発させたとしても、それを責めるのはあまりにも酷だと思います。

このように考えたとき、先ほどの優子さんの「捨てゼリフ」も少しだけ同情できると思えるのです。


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# by yukino_i01 | 2007-04-24 20:07 | 社会